トラック形状について

平ボディ

○平ボディ
さまざまな荷物を運搬することのできる万能タイプ(積荷 の寸法、積み下ろしの方法等で最も制約が少ない)のボディとして最初につくられ、歴史も長く、現在でも多く稼動しており、重宝されているボディです。

ウィング・バン

○ウィング・バン
ウィングボディ (Wing body) は貨物自動車の荷台形状のひとつ。 「箱車」と呼ばれるパネルバンやアルミバンの側面を跳ね上げて、トラックの横から荷物を載せることができる。側板と天井の一部を組み合わせた扉を跳ね上げた状態が鳥が翼を広げた状態を連想するので、ガルウイング車、側面開閉車と称されることもある。

特殊車両

○特殊車両
道路は一定の構造基準により作られている。そのため「道路法」によって道路を通行する車両の大きさや重さを制限している。この制限を「一般的制限」という。 これらの制限値を超える車両は「特種車両」といい下記のような車が当てはまる コンクリートプラント 清掃車 散水車 活魚運搬車(活魚車) 家畜運搬車 粉粒体運搬車(飼料運搬車) マルチリフト 高所作業車 バルク車 穴掘建柱車 バキュカー(吸引車) タンクローリーなど

冷凍冷蔵車

○冷凍冷蔵車
断熱構造の荷室内を一定の温度に保つために、冷凍装置を装着したバン型車で、冷凍方式によって「機械式」「窒素式」「蓄冷式」の3種類に大別されます。 積んでいる荷物の鮮度を保ち、長時間運搬することができます。

ダンプ

○ダンプ
一般に、土砂・砂利などの運搬を主目的とした特殊車で、荷台を油圧シリンダーで傾斜させて排出します。荷台の操作は、トラックのエンジンの力をPTO(パワーテイクオフ)という装置によって油圧に換え、運転席のダンプレバーで、油圧シリンダーにオイルを送ることで、簡単に行います。  ダンプは狭い工場現場で動きやすくするため、ホイールベースの短い車両が使われています。

クレーン車

○クレーン車
動力をもって荷をつり上げ、 これを水平に運搬することを目的とする機械装置を移動式クレーンという。 クレ-ン等安全規則においては、原動機を内蔵し、かつ、不特定の場所に移動させることができるものと定められている。

トレーラー

○トレーラー
一般的にシャシ(キャブとフレーム)に架装を搭載したトラックを単車と呼びます。それに対してエンジンを搭載したキャブと、荷台の切り離しができる連結トラックをトラクタ&トレーラと言います。トラクタ&トレーラには、セミトレーラ方式とフルトレーラ方式があります。トレーラはトラクタに牽引されなければ走行できませんが、登録ナンバーがあり自動車として扱われます。